桜ライン311さんとのご縁があり、桜の剪定枝を使った染め体験を企画しております。
本日はスタッフさんと予行練習という名のお遊びをさせていただいておりました。

シダレザクラとシキザクラを染め比べる、という内容です。
桜染めということもあり、桜色が出るかな、、、？と少々不安ながらに染めてみましたが、桜染めの名に恥じない彩りを得ることができました。

どちらの桜の剪定枝か、柄はどうしようか、色止めはどうしようか？
どうぞご自由にお選び下さい。かなりオリジナルな一点ものに仕上がると思います。
使用する剪定枝は捨てるだけの物を再利用した素材なので、資源を有効活用しながら草木染めを楽しむことができます。

開催日等は、後日改めてお知らせ致します。貴重な体験です、是非！

桜ライン311さんは震災があった陸前高田市で、津波の記憶を後世に伝え残すために津波最大到達地点に桜を植樹しております。
スタッフさんの熱い思いや姿勢からは私も心地よい刺激をいただいております。

陸前高田市への関心、桜ライン311の取り組み、桜と植樹への興味。

それぞれを繋げるきっかけを桜染め体験を通し、描くことができれば職人冥利に尽きます。

染物職人だからこそできるお力添えをさせていただければと思います。